2016年07月20日 (水) | 編集 |
→ 20160702_附属自然教育園 シリーズ
めも:2016/07/02 CX2 で撮影
アサザ (浅沙、阿佐佐、Nymphoides peltata (S.G.Gmel.) Kuntze) ミツガシワ科アサザ属の多年草。
絶滅が心配される希少種です。
別名 花蓴菜(はなじゅんさい))
参考
・ アサザとその生態
→ 附属自然教育園 見ごろ情報 2016.6.30
附属自然教育園に咲く花たち、半月前(一昨年)と比べて見ましょう。
→ 2014年6月15日の附属自然教育園シリーズ
これまでも、何回か行っている、お気に入りの植物園です。
・ 2013年9月22日の附属自然教育園シリーズ
・ 2012年12月5日の附属自然教育園シリーズ
・ 2010年10月14日の附属自然教育園シリーズ
2018/9/28 追記
花みどりミニ検定 (公園文化WEB) より
【Q】 かつては全国の湖沼やため池などにふつうにみられる植物でしたが、現在は激減しています。
花は、早朝に咲いて昼頃には閉じてしまう半日花です。
この植物は何でしょうか?
【A】 正解: ② アサザ
今では水辺の自然が大きくそこなわれ、多くの水草の絶滅が心配されています。
絶滅が危惧される種の数は、日本に自生する水草の種の3分の1にのぼるほどです。
アサザはユーラシア大陸に広く分布する水草で、日本でも北海道から九州まで各地の湖沼、ため池や水路などに、少し前までごくふつうにみられる水草でした。
しかし、多くの水草と同じように、現在では全国的に衰退がいちじるしいといえます。
アサザは、6〜10月まで、黄色い花を次々に咲かせます。実った果実はやがて裂け、中から黒くて扁平な種子が数多く放出されます。
種子は水に浮きやすく、岸辺に打ち上げられたものだけが発芽します。
それは、種子が冬の低温にあった後、春先の地表面の温度の変化にさらされると、はじめて休眠からさめて発芽するような生理的な性質をもっているからです。
この芽生えが岸辺で成長し、ある程度の大きさになる頃に季節的な増水による水位変動がおこると、アサザは葉柄を水中で急速に伸ばし続けて、浮葉植物として水面に葉を浮かせながら成長します。
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